2011/05/22

福島の瓦礫で放射性物質がついていない瓦礫(ゴミ)などない

「(放射能汚染瓦礫を他県に移動し焼却予定)ニュース
 に対してのコメント」
 中部大学 武田邦彦

福島の人の悩み、川崎市長のちょっかい
福島の大地には「均等」に放射性物質が降りました。もちろん風上の汚染が厳しいのですが、全体的に降りました。
放射性物質は落ちるところを選びません。川崎に運ばれる瓦礫の上にも、収穫間近のホウレンソウにも、また水道の水源となる川にも、平等に降り注ぎます.

だから「福島の瓦礫で放射性物質がついていない瓦礫などない」のです。これが福島の人の悩みであり、農業の人が苦しんでいる理由です.

川崎市長の行為は福島の人をさらに傷つけるでしょう.
(平成23420日 午後10時 執筆)

「文部科学省と米国DOEによる航空機モニタリング」チェルノブイリをこえたフクシマの放射能汚染http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/__icsFiles/afieldfile/2011/05/06/1304694_0506.pdf

「放射線・原子力教育関係者有志による全国環境放射線モニタリング」地上1メートルの生活圏で計測した本当の放射線量http://www.geocities.jp/environmental_radiation/