逮捕容疑では、2009年5月上旬から9月上旬ごろまでの間に5回にわたり、患者1人の架空の診療報酬を県国民健康保険団体連合会(津市)に請求し、計約17万3千円をだまし取ったとされる。
四日市北署は26日、四日市市小杉町の医療法人「雄昌会
井村整形外科10+件」理事長で医師、伊村昌記被告(46)=詐欺罪で起訴=を詐欺の疑いで再
逮捕10+件した。
容疑は07年3〜10月、患者2人を診察したように見せ掛けた診療報酬明細書を作り、8回にわたり、県国民健康保険団体連合会に提出、診療報酬計約26万3000円をだまし取ったとしている。【加藤新市】
〔三重版〕
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先月の新聞記事です。。。診療報酬の不正請求で医師が詐欺容疑で逮捕された! しかも、その金額が17万3000円! 「損保犯罪被害者の会」的には、信じられないほどの
合法化の動きです。かつては、交通事故被害者が警察に相談に行っても、「告訴状」が受け付けてもらえませんでした。不正の金額も、億または1千万単位でないと、厚生労働省の処罰の対象にならなかったようでした。不正を保険者に指摘されても、医師がだまし取った診療報酬を返還すれば「それで良し」で終わっていたのです。。。
うさぎが野末整形の不正を川崎警察に告発に行く、とHPに記載したところ、「冤罪被害にあう! 馬鹿もの。この『損保犯罪被害者の会のHP』を読んでいるくせに、仕組みをまだ理解していないのか?! 危険すぎるからやめろ!!!」とさんざん、言われたものでした←(なつかしいなあ~~~)。最後は、「結局、身をもって経験しないと誰しも信じられないんだね、それなら、勝手に火の中に飛び込めば!」と、2度とそのまま生きてもどってこれない、とまで言われてしまいました。。。
それが、です。この快挙。
うさぎのブログでもそうですが、たとえ少額であっても、
医師の不正請求がひとりの人間の不幸を作り出し、その不幸が連鎖的に社会におよぶ、という訴えが少しづつ理解されてきたんですね。嬉しいです。
そして、
この患者さんの勇気と行動力に、感謝!!!
PS.ちなみに、うさぎが告訴状を受け付けてもらえなかったのは、①どう書いたらいいのかわからなかったので、警察官に相談しながら書こう、と思っていたので告訴状をもっていなかった。②不正行為はすでに時効となっていた。以上の理由です。。。
まあ、交通事故の被害者は怪我人なので事故前の生活を維持するのがやっとの状態。生活能力も低下しているので、不正の追及までなかなか手がまわらない。。。結局、弱みにつけこまれているんでしょうね。
ただ、そういう医師は例外中の例外。損保犯罪被害者の会・関係者の人数が少ない事からも稀有な存在である事がわかります。しかし、今回の新聞記事で記載の通り、ゼロではなく何人かは確実に存在しています。そういう医師や病院にかかわると、本人の交通事故の怪我がなおらない!賠償が踏み倒される! だけでなく被害は累計的に家族や自治体や納税者である一般市民に及ぶので、医師や病院選びは慎重にしましょう!
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